この日は仕事の打ち合わせを兼ねた会食にお誘い頂き中華料理店に行った。
中華料理は、広州、広東、四川料理なんだろう^^と楽しみに店に行きました。
店の入口には「上海蟹有りマス・・・・」の黒板を見つけラッキー♪
私は蟹は、毛ガニ、せこがに、松葉ガニの順で好みです。
そして10月~11月が旬の上海蟹の濃厚な味も別格で好きです。
この上海蟹は解禁になると神戸の中華街でも生きたまま販売しています。
生きたまま売っているときの蟹は紐に縛られています。
初めて自宅で調理した時は、流し台でこの紐を切って蟹を洗おうとしたとき
蟹はすばしこく流し台を縦横無尽に走り回り排水溝に逃げ込みました。
次に蒸し器投入時には、全部の足を広げて蒸し器に入ることを拒んだ
ため悪戦苦闘。紐のまま調理するものだったのですね。
さてさて、
お仕事の報告などをしながら前菜を頂いていると、いよいよメスの上海蟹登場~
上海蟹にも、メスオスがあり今の季節はメスが食べ頃です。
食べるお手順は、まずは甲羅をはずします。
まずは黄色のねっとりした味噌を上海蟹用のスプーンで
すくってパクっとお口に・・・濃厚なお味が、やっぱり美味です♪
そして次は、オレンジ色の内子を頂きます。
こちらもホクホクしていて紹興酒が進みます。
足は細く身はほんのわずかです。めんどくさがらなければ
食べられますが、めんどうな私は一番太い足の1~2本のみ食べます。
前回、上海蟹を食べたのは3年前。
上海蟹がおいしい季節を選んで上海で頂きました。
日本より安く本場で食べる味は格別です。
蟹は体を冷やすらしいですが、遠慮せず好きなだけ食べてと言われ・・・・・
ここぞとばかりに欲張って3匹食べてあきれられたような気がします。
翌日も手から蟹の臭いがとれなかった苦い思い出があります。
淡水の蟹は衛生的に心配という方もいらっしゃいますが、
濃厚な上海蟹の味噌と紹興酒はベストなマリアージュでオススメです~
2006年11月の上海蟹、上海TV塔。