あこがれの氷見ブリしゃぶしゃぶ 

夜明け間近、北の海は波も荒く~♪と
石川さゆりの「能登半島」の歌を口づさみながら
能登半島に行ってまいりました。
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能登と言ったらこの時期の旬は寒ブリでしょう。
そして寒ぶりといえば、あこがれのブランド魚
氷見ブリを食べたいのが心情です。

氷見ブリは、冬の北陸名物として旅行PRにも活用されていて、
氷見港で水揚げされたブリのことです。
富山湾独特の潮の流れや、プランクトンや水揚げ方法など
によって、氷見ブリはブランド魚となっているのです。
私も関西の店では食べたことはなく8年ほど前に
能登で食べた以来食べてません。
そして この日、氷見ブリを求めて氷見の道の駅に到着。
観光センターで情報収集のうえで「ひみ浜」という漁師料理の
お店に行くことにました。

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店は観光客で満席です。
1時間は待ちようやく味わうことが出来ました。
店に入って初めて、TVの取材も多い店と知りましたが、
看板親父は、氷見ぶりがなぜうまいか?など氷見の魅力を色々語ってくれます。
さて、お料理はどれもばんや料理らしく飾りはありませんが見た目から新鮮です。
付き出しのいろいろは塩辛、もずく、こだわり豆腐、つけもの、バイ貝などが出てきます。
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それらをつまんでいると。氷見ブリの刺身が登場。
ブリの脂はギトギトするでしょうというのは、養殖だからではないでしょうか。
天然の氷見ブリは良質な脂。切り身の色つやから伝わってきます。
刺身は、歯ごたえもあり良質な脂が甘くて、味わい深いです。
そしてもちろん地酒(曙)と合います。
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メインのブリしゃぶです。
しゃぶしゃぶで食べるってだれが考えたのでしょうか?
適度にお湯にくぐったブリも食感が変わりポン酢味でさっぱり頂けます。

そしてブリしゃぶには、お作法があって5mmの厚さの
切り身を5秒間静かに、左右に5回泳がせて頂くそうです。
そのまま切り身だけしゃぶしゃぶしても水菜や白菜を巻いて
食べてもどちらも様々に味わいがあります。
そのほか惜しげもなく塩焼き、ぶり大根と食べきれない位の
料理が登場します。私はしっとりした塩焼きが気に入りました。
お鍋の締めは、細めの氷見うどんをいれます。
この氷見うどんも地元の名物らしいです。
さらっとしたのど越しうどんです。
ああ、氷見ぶり嘆能いたしました。
おいしいものを食べて、温泉につかる北陸の旅でした。

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